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【読書記録】「頭に来てもアホとは戦うな!」(田村耕太郎著)の感想

頭に来てもアホとは戦うな!

 

を、遅ればせながら読みました。

この本、めちゃくちゃ人気ですよね。

私は通勤で駅ナカの本屋の前を毎日通るのですが、

ほんと長いこと、ビジネス書ランキングの1位とかに置いてあります。

 

あれ、でも書店員さんサボってるだけかな。まあいいや。

 

帯には「堀江貴文、感動!」って書いてあります。

ドラマにもなっているし、話題であることは間違いないですね。

 

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

頭に来てもアホとは戦うな! 人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法

 

 

アホってどんな人のこと?

 

アホとは。

普通に、頭の悪い人?と思ったら、そういうわけじゃないみたいです。

 

アホとは

  • あなたがわざわざ戦ったり、悩んだりする価値のない人間
  • 時として正当な理由もなくあなたの足を引っ張ってくる当たり屋(笑)
  • あなたに体当たりして絡んで、自分の価値をあげようとする人

アホの特徴として、

  • 暇である(心や頭の中が、って意味だと思う)
  • あなたに強い関心がある

 頭の良し悪しは関係ないみたいです。

 

ここで、この本読んでひとまず良かったなと思ったことが、

自分が普段何と無く感じている嫌な人、について、

ああ、この人はいわゆるアホという人種だったのか、と気付けたことですよね。

 

なんでこの人こんなこと言ってくるんだろう・してくるんだろう、というモヤモヤを、

「なぜなら!彼らは!アホだから!そういう人種だからなのです!」と

片付けれること。

これだけでも、これに気付けただけでも、収穫かなと思います。

 

当てはまってる?アホと戦う可能性のある人の特徴

 

自分に当てはまるところがないか、チェックしてみてください

  • 正義感が強い
  • 自信にあふれる
  • 責任感が強い
  • プライドが高い
  • おせっかい

私に当てはまるのとしては、

・正義感が強い ですかね。

 

自分で言うかって話なんですけど、

正義感が強いって、理不尽を受け入れられるかどうか、だと思うんですよね。

正義感が強い行動をするかは置いといて。

私は、理不尽なこと言われたりすると、

正しいことはこうだから、あの人が言ってたことは絶対おかしい!とか、

寝る前の布団で考えちゃうタイプです。

 

この本でこのタイプの人に関して言っているのは、

まあ、正義が勝つという考えは、現実社会では考え直したほうがいいよってことです。

悪が勝つ場合も、現実にはまあまああるよってこと。

はーい、わかりました。。

 

大まかにまとめると

 

内容全般をまとめますと、

  • 自分の最終目的を強く持つこと。主体性を持つこと。
  • 最終目的を叶えるために、アホに振り回されないこと。
  • なんなら、自分の最終目的のためにアホにうまく動いてもらうこと。
  • ↑そのために行うこといろいろ

 

 この本では、自分の目的が一つのキーワードになるのかなと思います。

筆者は政治家で、絶対に実現したい政策があります。

その政策を実現しなければ、政治家になった意味がない。

そのために、アホにうまく動いてもらう必要・自分の行動をスムーズに進める必要がありました。

アホの情報や周りの情報を積極的に取り入れて、アホと接したり。

 

でも、私、

会社で絶対に(アホと積極的に関わってまで・権力闘争に入り込んでまで)実現したいこととか、ありません。

 

日々、気持ちよく過ごせればいい。

そういう人は、

アホに振り回されないこと、くらいまで参考にしたらいいのかなと思います。

 

周りを使ってまで、絶対に成し遂げたいことがある人は別ですよ!!!

隅から隅まで読んでください。

 

以上、私の見解です。

 

参考になった部分

 

私は、先ほども述べたように、正義感が強い・結構理屈っぽいとこがあるんで、

そんなこと諦めよーぜ、そろそろ受け入れよーぜっていうスタンスが、心にきました。

 

サンクコストで割り切れ

 

例えばアホに嫌なことを言われた・された時。

された瞬間に嫌な気持ち(損をした)にまずなりますよね。

そのことを、その後もずっと考えていては、嫌な気持ちは続きます。(損が増える)

ましてや、復讐なんてしようとしたら、さらに時間が取られます。(さらに損が増える)

復讐実行しちゃったりなんかしたら、また復讐の応酬に遭うかも(さらにさらに損)

 

 

こうやって、嫌な気持ちをスッキリさせることのためだけに、

時間的にも自分の思考的にも、損を増やすなって話です。

最初の1回で終わっとけって話です。

 

理屈よりも感情

人を動かすのは感情であって理屈ではない。

響くわあ。思い当たることあるわあ。

 

人前でアホを論破したとしても、アホの中に残るのは内容なんかじゃない。

人前で恥をかかされた! という気持ちだけ。ってこと。

 

論破なんてしようとせず、

相手を非難せず、批判せず、リスペクトしながら共通点を見つけていくことが大事。

 

相手の真の行動なんてほとんどどうでもよくて、

大事なのはその時/人の印象だっていうのは、共感できる人多いと思います。

 

 同じ事なんだけど、仲良い友達にされたら全然気にならないけど、

嫌いな友達にされたらめっちゃ気になるみたいな。

 

嫌いオーラって、相当にぶい人以外は本人に伝わりますよね。

とにかく、どんな相手にもリスペクトを。

それを実践するのは、なかなか難しいよぉーー

だって嫌いなんだもん…がんばろ、意識しよ

 

他人の人生を生きていないか?

私は、第5章「他人の目を気にするな」が一番為になりました。

「他人から見た自分を意識する」ことと「他人から見た自分を妄想してそれに振り回される」ことは全く別である。前者はあくまで本人が主役。後者は他人が主役で、振り回されている本人は主体性を失っている。

 主体性。自分の意思や目的を強く持って行動すること。

この章には、

自分の人生こそ自分で主体性を持って生きよう!ってメッセージがあると思います。

 

 

他人が、私のことこう思っているかもしれない!どうしよう!なんて、

ほんと妄想でしかないですよね。

他者の気持ちはコントロールなんてできないし、結局はこちらの妄想。

そんなものより、確実にコントロールできる自分・自分がやるべきことに

時間とエネルギーを費やしましょう。

 

 まとめ

自分の目的を強く持って、アホに無駄な時間を使うことなく、自分が主役の人生を歩むこと。

私たちには、アホにムカついてる時間はないのです。

 

ガツガツ仕事をしている・やり遂げたい目標がある人にはぴったりの本かと思います。

会社の人が、みんなこういうスタンスになったら嬉しいですね。

よろしくお願いします。

 

私みたいにそこまでガツガツできない人も、参考にしたい箇所はたくさんあります。

アホに時間を使わず、主体性を持って自分の人生を歩むこと。意識して行こうと思います。